イからはじまる薬の成分名

イからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


イコサペント酸エチル(イコサペントサンエチル)
イコサペント酸エチルはEPA(イコサペント酸)を有効成分とするお薬で、イワシやサバといった青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸と同じ成分でできています。血小板の凝縮。粘着機能を抑えて血液を凝固しにくくし、血栓の発生を予防します。また、血中のコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)を減らしたり、動脈の弾力性を保つ作用もあり、動脈硬化症に伴う潰瘍・痛みや高脂血症の改善薬として利用されます。



イソソルビド(イソソルビド)
イソソルビドは腎臓に働き排尿を促し、体内にある余分な水分を排出される作用のある利尿剤の一種です。間接的に内耳のリンパ液を排出したり、脳圧や眼圧を下げる効果もあります。結石の解消の他、メニエール病(めまい、難聴)、緑内障、脳圧亢進時の脳圧降下などに対して適応するお薬です。



イソニアジド(イソニアジド)
イソニアジドは基本的な結核治療薬です。抗菌力が強く古くから結核の治療薬として用いられます。軽症から重症な結核にまで用いられる他、予防的に用いられる場合があります。しかし、耐性を持ちやすいという弱点がありますので、通常はリファンピシンなどのほかの結核治療薬と併用して用いられます。



イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウム(イソニアジドメタンスルホンサンナトリウム)
イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウムは結核菌増殖を抑制する合成化学療法剤の一つです。イソニアジドより副作用がすくないと言われています。ただし、イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウムは結核菌が耐性を獲得しやすい為、多くの場合では他の結核治療剤と併用されます。



イソプロピルウノプロストン(イソプロピルウノプロストン)
イソプロピルウノプロストンは房水の流出を促進することにより、眼圧を下げて、緑内障を改善する効果があるお薬です。主に点眼薬として利用されます。視力や血圧、脈拍などへ影響を与えないことも利点の一つです。



イトラコナゾール(イトラコナゾール)
イトラコナゾールは病原性のカビ(真菌)に対して効果のあるお薬です。真菌とは、白癬菌(水虫)や、カンジダ、クリプトコックス、アスペルギルスといった類のカビなどが挙げられます。イトラコナゾールは、内服薬としてこれらの真菌を治療するお薬で、真菌の細胞膜の生合成を阻害する事により治療します。



イドクスウリジン(イドクスウリジン)
イドクスウリジンはウイルスの感染細胞内に取り込まれてその増殖過程においてウイルスに障害を及ぼし、ウイルスの増殖等を抑制する効果があるお薬です。ヘルペスウイルスに対して高い効果を発揮し、単純ヘルペスウイルスによる角膜炎の治療薬として用いられます。



イノシトールヘキサニコチネート(イノシトールヘキサニコチネート)
イノシトールヘキサニコチネートは、主に末梢血管を拡張させて血栓形成を阻害する効果があるニコチン酸と動脈硬化を予防する作用のあるイノシトールを配合したお薬です。イノシトールヘキサニコチネートを利用することにより、手足の血行障害による「レイノー病」「閉塞性動脈硬化症」「血栓性血管炎」「凍傷」「糖尿病」などの症状を改善します



イノシン(イノシン)
イノシンは細胞の働きを活性化する効果があるお薬です。白血球がつくられる骨髄細胞にとりこまれ、細胞の核酸合成に利用され白血球の増殖を助けます。白血球の均衡に対して関与するため放射線や薬物による白血球減少症の治療薬として用いられます。



イノシンプラノベクス(イノシンプラノベクス)
イノシンプラノベクスは、免疫の働きに作用するリンパ球に作用する事で抗体の生成を向上させ、感染に対する体の抵抗力を高める作用があるお薬です。亜急性硬化性全脳炎(麻疹(はしか)のウイルスが脳内で増殖して起こる病気)の治療薬として用いられます。



イブジラスト(イブジラスト)
イブジラストは、抗アレルギー作用と脳循環改善作用を併せ持つお薬です。化学伝達物質遊離抑制剤に該当します。従来の抗ヒスタミン剤に見られる眠気や口の渇きなどの副作用がありません。主に、アレルギー反応を引き起こすロイコトリエンやヒスタミンといった化学伝達物質の働きを抑制し、気管支喘息やアレルギー性結膜炎の治療に用いられます。



イブプロフェン(イブプロフェン)
イブプロフェンは非ステロイド抗炎症剤の一種で様々な痛みに対して広く用いられるお薬で熱や喉の痛みを伴う風邪などにも用いられます。炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑え、炎症による腫れや痛みを和らげて解熱します。作用は、解熱鎮痛剤として有名なアスピリンよりも強力で即効性もあります。



イブプロフェンピコノール(イブプロフェンピコノール)
イブプロフェンピコノールは非ステロイド性の抗炎症剤の一種です。皮膚から吸収されて抗炎症・鎮痛作用を示し、湿疹やかぶれ、アトピー性皮膚炎、帯状疱疹などによる腫れや痛みをやわらげる効果があります。イブプロフェンピコノールの抗炎症作用は、ステロイド剤ほど強くありませんが、副作用が少ない方ですので、長期的な皮膚疾患や全身性の皮膚疾患に用いられます。



イプシロンアミノカプロン酸(イプシロンアミノカプロンサン)
イプシロンアミノカプロン酸には、凝固した血液を溶かす「プラスミン」という酵素の働きを抑制して止血を補助し、出血傾向などの治療に用いられます。また、「プラスミン」はアレルギーや炎症の原因ともなることから、副次的に抗アレルギー、抗炎症作用も期待できるお薬です。



イプリフラボン(イプリフラボン)
イプリフラボンは、イソフラボン誘導体の骨粗鬆症治療薬の一つです。牧草のアルファルファに含まれているフラボノイドをもとに作られています。イプリフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑制すると共に骨の形成を促進する作用があります。作用は比較的穏やかで骨粗鬆症の初期段階に有効とされています。



イベルメクチン(イベルメクチン)
イベルメクチンは、主に国内では沖縄県に分布している寄生虫「糞線虫(ふんせんちゅう)」を駆除する効果のあるお薬ですが、疥癬(かいせん)という疥癬虫(ヒゼンダニ)の規制による皮膚感染症に対しても有効です。副作用は少なく、効果も長期間に渡り継続します。



インダパミド(インダパミド)
インダパミドは腎臓に対して作用し尿量を増加させる事により、体内の余分な水分およびナトリウムを排泄させます。このことにより循環する血液量が減少し、血管の緊張が緩和されることから血圧が低下します。また、効果には持続性があります。高血圧の治療薬として利用されます。



インドメタシン(インドメタシン)
インドメタシンは、非ステロイド抗炎症剤の一種で炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)の物質生合成を抑制し、炎症による腫れや痛みを和らげて熱を下げる効果があります。鎮痛作用は強力かつ即効性があります。抗炎症、鎮痛、解熱剤の代表的な有効成分です。



インドメタシンファルネシル(インドメタシンファルネシル)
インドメタシンファルネシルは、体内で吸収されることによりインドメタシンとなり、炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑制する抗炎症、鎮痛作用を持つお薬です。非ステロイド抗炎症剤の一種にあたります。



一硝酸イソソルビド(イチショウサンイソソルビド)
一硝酸イソソルビドは心臓周囲の冠動脈を広げ、心筋の酸素不足や栄養不足を改善する効果や前進の末梢血管を拡張し心臓の負担を軽減する作用があるお薬です。代表的な疾患として狭心症の治療薬として非常によく用いられています。



胃苓湯(イレイトウ)
胃苓湯(イレイトウ)は食あたりや暑気あたり、冷え、胃腸炎、腹痛などの症状を改善する効果のある漢方薬の一つです。多少の副作用を伴いますので、体力がある方に処方されます。



茵陳五苓散(インチンゴレイサン)
嘔吐やじんましん、二日酔いなどを改善する漢方薬の一つです。喉のかわきや尿量減少などを伴いますので、比較的体力のある方に処方されます。



茵陳蒿湯(インチンコントウ)
茵陳蒿湯は、じんましんや口内炎、胆のう炎、肝硬変、黄疸、ネフローゼなどの改善薬として用いられる漢方薬の一つです。ある程度の副作用も見られますので、体力のある方に用いられます。