オからはじまる薬の成分名
オからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。
・オキサゾラム(オキサゾラム)
オキサゾラムは情動と密接な関係にある大脳辺縁系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響をおよぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。作用はおだやかで副作用も少ないため、高齢者にも比較的使用しやすい薬です。
・オキサトミド(オキサトミド)
オキサトミドはアレルギー反応を引きおこすヒスタミン、ロイコトリエン、セロトニンなどの化学伝達物質の働きを抑える作用があり、幅広いアレルギー症状に使用されます。他の抗アレルギー剤に比べ、特にかゆみを抑える作用に優れるのが特徴です。
小児用のシロップやドライシロップは気管支喘息、アトピー性皮膚炎、じんま疹、痒疹に用いられますが、気管支喘息ではすでにおこっている発作を速やかに軽減する薬ではありません。
・オキシメテバノール(オキシメテバノール)
オキシメテバノールは脳の咳中枢の興奮を抑える作用があり、感冒、気管支炎、肺結核などの鎮咳に用いられます。効果は比較的早く得られますが、依存症を生じることがあるため、連用しないよう注意する必要があります。
・オキセサゼイン(オキセサゼイン)
オキセサゼインは胃腸粘膜に作用し、その表面を麻痺させます。また、ガストリンとよばれる消化管ホルモンの働きを抑えて胃酸の分泌や胃腸管の運動を抑制する作用もあり、食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、過敏性大腸症などにともなう痛みや吐き気などの急性症状に用いられることがあります。
・オクトチアミン(オクトチアミン)
ビタミンB1は神経の働きを維持するうえで重要な役割を持ち、糖質、タンパク質、脂質などの代謝にも関与する物質です。オクトチアミンは体内でビタミンB1となり、ビタミンB1の欠乏または代謝障害による神経機能障害や心筋代謝障害などを改善します。食事からビタミンB1が十分に摂取できない状態にも用いられます。従来のビタミンB1剤に比べて吸収されやすく、持続性もあります。
・オフタルムK(オフタルムK)
オフタルムKは止血剤(カルバゾクロム)、ビタミンK1剤(フィトナジオン)、ビタミンC剤(アスコルビン酸)の複合剤で、毛細血管の血管壁を強化・補強することにより、血液凝固機能に影響をおよぼすことなく出血を抑えます。毛細血管がもろくなっておこる出血や出血傾向に用いられます。
・オフロキサシン(オフロキサシン)
オフロキサシンは細菌のDNA複製を妨害して細菌を死滅させる合成の化学療法剤です。合成抗菌剤の中でもとくに広範囲の病原細菌に強い抗菌力を発揮し、呼吸器、胆道、腸管、泌尿生殖器、皮膚、目、鼻、耳などの感染症に広く用いられます。
・オメプラゾール(オメプラゾール)
オメプラゾールは胃酸の分泌に関与するプロトンポンプとよばれる酵素の働きを妨害することにより、強力な胃酸分泌抑制作用を示します。作用には持続性があり、1日1回の服用で24時間安定した効果が得られますが、服薬は通常6~8週間までにとどめられます。小腸で溶けて吸収されるよう工夫された薬です。ピロリ菌除去の効果もあります。
・オランザピン(オランザピン)
オランザピンはドパミン、セロトニン、アドレナリン、ヒスタミンなど多くの脳内神経伝達物質の働きを抑える作用があり、陽性症状(幻覚、妄想など)、陰性症状(感情的引きこもり、運動減退など)、認知障害、不安症状、うつ症状など、統合失調症の幅広い症状に効果を示します。また、作用に持続性があります。
・オルノプロスチル(オルノプロスチル)
オルノプロスチルは胃粘膜を保護するプロスタグランジンという物質の働きを高め、胃粘膜の血流を増やす作用、胃粘液の分泌を促す作用、胃酸の分泌を抑える作用を抑える作用などを示して、潰瘍の発生を抑えるとともに、傷ついた胃粘膜の修復を助けます。
・オルメサルタン・メドキソミル(オルメサルタン・メドキソミル)
オルメサルタン・メドキソミルは強力な血管収縮作用を持つアンジオテンシンという物質の働きを妨害して血管を広げ、血圧を下げます。作用には持続性があります。空咳などの副作用が少ないの特徴です。
・オンダンセトロン(オンダンセトロン)
オンダンセトロンは、抗がん剤の使用にともなう吐き気・嘔吐に関与し、その多くが消化管に存在する5-HT3受容体に結合することによって、吐き気・嘔吐の刺激伝達をブロックします。強い吐き気・嘔吐が生じる抗がん剤の投与を受ける場合に限って用いられます。
・オーラノフィン(オーラノフィン)
オーラノフィンは慢性関節リウマチに古くから使用されている金製剤(金の化合物)で、リウマチ性疾患の原因とされている自己免疫作用(生まれつき体内に持っている物質に対しても抗体を作ってしまう)を抑制します。骨の破壊や関節の変形などが進行していない比較的早期の慢性関節リウマチで、強い痛みの続く人に用いられています。
・塩酸プラゾシン(エンサンプラゾシン)
塩酸プラゾシンは血管を収縮させる交感神経の働きを抑えて末梢血管を広げ、血圧を下げます。また膀胱の平滑筋を弛緩させる作用もあるため、前立腺肥大症にともなう排尿障害にも用いられます。腎臓への負担が少なく、副作用の頻脈もおこりにくい薬です。
・桜皮エキス(オウヒエキス)
桜皮エキスは桜の樹皮から抽出したエキスで気管支のぜん動運動を促し、気道粘膜からの分泌を増やして粘り気のある痰を薄め、吐き出しやすくします。急性気管支炎、肺炎、肺結核などにともなう咳や痰のからみに用いられます。急性気管支炎、肺炎、肺結核などにともなう咳や痰のからみに用いられます。