タからはじまる薬の成分名

タからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


タカルシトール(タカルシトール)
タカルシトールは活性型のビタミンD剤で、病巣部の表皮細胞の増殖などを抑え、乾癬や魚鱗癬、掌蹠角化症、毛孔性紅色粃糠疹などを改善します。



タクロリムス水和物(タクロリムススイワブツ)
人間の体には他人の臓器など生体にとって異物を拒否する性質(免疫反応)がありますが、タクロリムス水和物には免疫力を低下させる作用があり、臓器移植の際の拒否反応を抑えます。外皮用剤はアトピー性皮膚炎に新しく開発された薬で、ステロイド剤よりも皮膚への副作用が少ない薬として注目されています。



タクロリムス水和物(タクロリムススイワブツ)
人間の体には他人の臓器など生体にとって異物を拒否する性質(免疫反応)がありますが、タクロリムス水和物には免疫力を低下させる作用があり、臓器移植の際の拒否反応を抑えます。外皮用剤はアトピー性皮膚炎に新しく開発された薬で、ステロイド剤よりも皮膚への副作用が少ない薬として注目されています。



タザノラスト(タザノラスト)
タザノラストはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑え、気道の過敏な反応を鎮めます。気管支喘息に用いられますが、すでにおこっている発作を速やかに軽減する作用はありません。他の喘息治療剤に比べ、眠気の副作用が少ない薬です。



タミバロテン(タミバロテン)
タミバロテンは急性骨髄球性白血病の治療には「トレチノイン」が使用されていますが、その使用後に再発すると極めて治療が困難になるため、新たに開発された薬です。



タルチレリン水和物(タルチレリンスイワブツ)
タルチレリン水和物は経口用に開発されたTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)誘導体で、甲状腺ホルモンの分泌を高め、神経細胞を活性化させて、脊髄小脳変性症における運動失調を改善します。



タンニン酸アルブミン(タンニンサンアルブミン)
タンニン酸アルブミンはタンニン酸と卵白アルブミンを結合させたもので、腸管内で徐々に分解してタンニン酸となり下痢を止める作用を示します。



タンニン酸ベルベリン(タンニンサンベルベリン)
タンニン酸ベルベリンは正常な腸内細菌には影響をおよぼさずに、赤痢菌、腸チフス菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などに抗菌作用を示すとともに、腸の運動を抑えて、下痢を改善します。



ダナゾール(ダナゾール)
ダナゾールは内分泌器官の活動をコントロールする脳下垂体に作用し、性腺刺激ホルモンの分泌を抑制して、子宮内膜組織の増殖を抑えます。乳腺症にも用いられています。



ダントロレンナトリウム(ダントロレンナトリウム)
ダントロレンナトリウムは運動神経の末端と骨格筋の接合部に作用して刺激伝達物質の働きを抑え、骨格筋の収縮をやわらげて、痛みを鎮めます。脳血管障害後遺症・外傷後遺症などにともなう痙性麻痺や、全身こむら返り病、悪性症候群に用いられます。



大建中湯(ダイケンチュウトウ)
大建中湯(ダイケンチュウトウ)は腹痛やお腹の張りを和らげ、身体をあたためて胃腸の働きを助ける効能があります。胃下垂、胃アトニー、弛緩性下痢、弛緩性便秘、慢性腹膜炎、腹痛を改善し、腹が冷えて痛み、腹部の膨張感や嘔吐をともなう人に用いられます。



大承気湯(ダイジョウキトウ)
大承気湯(ダイジョウキトウ)は便通をよくし、精神を落ち着ける効能があります。便秘、神経症、高血圧、食あたりを改善し、腹部が硬くつっかえて便秘をともなう人や肥満体質で便秘気味の人に用いられます。



大柴胡湯(ダイサイコトウ)
大柴胡湯(ダイサイコトウ)は身体の熱や炎症をとり、痛みを和らげたり、便通をよくする効能があります。胃炎、胃酸過多症、胃腸カタル、胃腸病、便秘、高血圧、動脈硬化、肥満、胆石、胆のう炎、肋間神経痛、陰萎などを改善し、比較的体力があり、胸やわき腹の痛み、疲労感などをともなう、がっしりした体格の人に用いられます。



大柴胡湯去大黄(ダイサイコトウキョダイオウ)
大柴胡湯去大黄(ダイサイコトウキョダイオウ)は身体の熱や炎症をとり、痛みを和らげる効能があります。胃腸カタル、胃腸病、高血圧、動脈硬化、気管支喘息、黄疸、肝炎、胆石、胆のう炎、不眠症、神経衰弱、胸膜炎、肋間神経痛、痔疾患、陰萎などを改善し、胸やわき腹に痛みや圧迫感があり、耳鳴り、肩こり、疲労感、食欲減退などをともなう人に用いられます。



大腸菌死菌(ダイチョウキンシキン)
大腸菌死菌は体内に侵入した細菌を攻撃する白血球の働きを高めて局所の細菌感染を防いだり、傷ついた組織の修復を促す作用があり、痔核・裂肛や高文部の手術創などに用いられます。配合剤は抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤(ヒドロコルチゾン)を含有する薬です。



大防風湯(ダイボウフウトウ)
大防風湯(ダイボウフウトウ)は身体をあたため、痛みを和らげる効能があります。下肢の慢性関節リウマチ、慢性関節炎、痛風を改善し、関節が晴れて痛み、麻痺や硬直をともなって屈伸が困難な慢性の症状の人に用いられます。



大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)
大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)は体内の血液循環を改善する他、熱や炎症をやわらげ、便通をよくする効能があり、月経不順、月経困難、便秘、痔疾患、更年期障害、動脈硬化、湿疹、じんましん、にきび、腫れ物、膀胱カタルを改善します。下腹部痛をともなう、比較的体力のある人に用いられます。



大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)
大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)は腸の働きを活性化させて、便秘を改善します。吐き気、頭痛、手足の熱感、目の充血などがおこりやすい人に用いられます。



炭酸リチウム(タンサンリチウム)
炭酸リチウムは中枢神経に作用して異常に高揚した精神状態を鎮め、情緒を安定させます。躁状態とうつ状態を繰り返す躁うつ病に予防効果を示す、特徴的な薬です。



炭酸水素ナトリウム(タンサンスイソナトリウム)
炭酸水素ナトリウムは一般に重曹とよばれる薬で、過剰な胃酸を中和し、胃液をアルカル化してペプシン(消化酵素)の活性を抑える作用があり、多くの場合、他の制酸剤や胃粘膜保護剤とともに胃・十二指腸潰瘍、胃炎、胃下垂症、胃酸過多症などに用いられます。  また尿をアルカリ性に傾けて尿酸の排泄を促したり、粘液を溶かす作用もあり、痛風発作の予防や上気道炎の補助療法としても用いられます。



炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウム(タンサンスイソナトリウム・ムスイリンサンニスイソナトリウム)
炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウムは腸内で炭酸ガスを発生させ、その刺激で腸のぜん動運動を活発にして、排便を促します。



耐性乳酸菌(タイセンニュウサンキン)
腸内には有益な細菌と有害な細菌がバランスを保って棲んでいますが、抗生物質や化学療法剤を連用すると有益な細菌が減少し、腸内に異常発酵や腐敗が生じます。本剤には腸管内で乳酸を産生させて有害菌の繁殖を抑える作用があり、腸管環境を整えて下痢や鼓腸などの胃腸障害を改善します。