チからはじまる薬の成分名

チからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


チアプロフェン酸(チアプロフェンサン)
チアプロフェン酸は炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑え、炎症にともなう腫れや痛みをやわらげて、熱を下げます。



チアベンダゾール(チアベンダゾール)
チアベンダゾールは体内での作用は詳しく解明されていませんが、糞線虫(幼虫が皮膚から感染し、小腸に寄生する)を死滅させるとともに、虫卵や幼虫の発育を妨害します。



チアマゾール(チアマゾール)
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンには新陳代謝を促す働きがありますが、その分泌が過剰になると、微熱、疲労感、手の振るえ、眼球突出など全身にさまざまな障害が現れます。チアマゾールは甲状腺ホルモンの過剰分泌に最も効果のある薬で、甲状腺に取り込まれ、甲状腺ホルモンの合成を抑えます。



チアミンジスルフィド(チアミンジスルフィド)
ビタミンB1は神経の働きを維持するうえで重要な役割を持ち、糖質、タンパク質、脂肪などの代謝にも関与する物質です。チアミンジスルフィドは腸から吸収されてからビタミンB1となり、ビタミンB1の欠乏または代謝障害による神経機能障害や胃腸運動機能障害などを改善します。食事からビタミンB1が十分に摂取できない状態にも用いられます。



チアンフェニコール(チアンフェニコール)
チアンフェニコールは細菌の生育に必要なタンパク質の合成を妨害し、細菌の増殖を抑えます。大腸菌やブドウ球菌などに効力を示し、尿路や呼吸器の感染症に用いられますが、重い副作用が現れることがあるため、その使用には制限が設けられています。



チオクト酸アミド(チオクトサンアミド)
チオクト酸アミドはビタミンB群のひとつで、肝臓、脳、内耳などの代謝を促進させます。激しい肉体労働により生理機能が低下している状態や、抗生物質などによる通毒性または騒音性(職業性)の難聴、ライ症候群などに用いられます。



チオクト酸アミド(チオクトサンアミド)
チオクト酸アミドはビタミンB群のひとつで、肝臓、脳、内耳などの代謝を促進させます。激しい肉体労働により生理機能が低下している状態や、抗生物質などによる通毒性または騒音性(職業性)の難聴、ライ症候群などに用いられます。



チオプロニン(チオプロニン)
チオプロニンは肝臓に有害な過酸化脂質の生成を抑えて肝臓を保護したり、肝臓の修復力を高めます。また目の水晶体の混濁を防いだり、重金属(特に水銀)と結合してその排泄を促す働きもあります。



チトクロームC(チトクロームC)
チトクロームCはウマまたはウシの心筋から抽出した酵素で、細胞に運び込まれた酸素を活性化して細胞呼吸を円滑に進め、脳の虚血状態を改善して、頭部外傷後遺症における頭痛や頭重感を改善します。また骨髄細胞の増生を促して造血機能を回復させる作用もあり、放射線療法による白血球減少症にも用いられます。



チニダゾール(チニダゾール)
チニダゾールはトリコモナスという原虫に殺虫作用を示し、トリコモナスが膣粘膜に寄生しておこるトリコモナス症を改善します。膣用剤はトリコモナス膣炎に用いられます。内服薬・外用薬双方ともトリコモナスに対して殺虫的な効果と発育阻害的な効果を示します。



チミペロン(チミペロン)
チミペロンは中枢神経系に作用してドパミンとよばれる脳内神経伝達物質の働きを抑え、統合失調症にともなう症状を改善します。



チラクターゼ(チラクターゼ)
チラクターゼは主に乳児の消化不良に用いられる薬で、消化管内の乳糖を分解し、吸収されやすくします。大人の急性の消化不良や下痢に使用されることもあります。



チロキサポール(チロキサポール)
チロキサポールは吸入用呼吸器官用剤の溶解に用いられる基剤で、界面活性作用により薬を均一の微粒子にし、その蒸発を抑えて、ネブライザー療法の効果を高めます。



沈降炭酸カルシウム(チンコウタンサンカルシウム)
沈降炭酸カルシウムは過剰な胃酸を中和して酸の刺激から胃粘膜を保護する作用があり、胃・十二指腸潰瘍や胃酸過多症などに制酸剤として用いられます。また腸管からのリンの吸収を抑える作用もあり、慢性腎不全の人の抗リン血症にも使用されます。



治打撲一方(チダボクイッポウ)
治打撲一方(チダボクイッポウ)は患部の血行をよくする働きがあり、打撲による腫れや痛みをやわらげます。



治頭瘡一方(ヂヅソウイッポウ)
治頭瘡一方(チヅソウイッポウ)はただれ、かさぶた、かゆみなどを解消します。そのため、湿疹、くさ、乳幼児の湿疹を改善します。外見が汚く、においやかゆみをともなう、比較的体力のある人の顔や頭の湿疹に用いられます。



猪苓湯(チョレイトウ)
猪苓湯(チョレイトウ)は尿路の熱や腫れを和らげ、尿の出をよくする働きがあります。腎炎、ネフローゼ、膀胱カタル、膀胱炎、尿道炎、腎臓・膀胱結石、による排尿困難、血尿、腰から下のむくみ、下痢、淋炎などを改善し、尿が減って出にくく、排尿痛、残尿感、口の渇きなどをともなう人に用いられます。



猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ)
猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ)は尿路の熱や腫れを和らげ、尿の出をよくする働きがあるため、排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿などを改善してくれます。皮膚が乾燥して色つやの悪い、胃腸障害の無い人に用いられます。



竹筎温胆湯(チクジョウンタントウ)
竹筎温胆湯(チクジョウンタントウ)は風邪の諸症状をやわらげ、体力の回復を助ける効能があります。また、高ぶった神経をしずめ、寝つきをよくします。インフルエンザ・風邪・肺炎などの回復期で体力がなく、熱が長引いたり、熱が下がっても気分が優れず、咳や痰が多く安眠できない人に用いられます。



腸癰湯(チョウヨウトウ)
腸癰湯(チョウヨウトウ)は腹部の炎症、痛みを和らげる働きがあり、盲腸部の急性または慢性の痛みや、月経痛を改善します。 腹部が張って痛み、尿が出にくい、体力が衰えている人に用いられます。



調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)
調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)は便をやわらかくし、便通をよくする働きがあります。便秘を改善し、腹部が張って痛みをともなう人に用いられます。



釣藤散(チョウトウサン)
釣藤散(チョウトウサン)は中年以降起こりやすい慢性的な頭痛などを改善します。他にも高血圧、めまい、肩こり、耳鳴り、神経症状、目の充血などをともなう人に用いられます。