ヒからはじまる薬の成分名

ヒからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


パントテン酸カルシウム(パントテンサンカルシウム)
パントテン酸カルシウムはビタミンBのひとつで、体に必須の様々な物質の合成や、脂肪、タンパク質、炭水化物などの代謝に関与し、パントテン酸欠乏症や、パントテン酸の欠乏または代謝障害によるかぶれ・湿疹・弛緩性便秘などを改善します。食事からパントテン酸が十分摂取できない状態や、抗生物質による副作用の予防・治療にも用いられます。配合剤はビタミンB2、B6、ニコチン酸を含有する薬です。



ヒアルロン酸ナトリウム(ヒアルロンサンナトリウム)
ヒアルロン酸ナトリウムは目の硝子体や関節液に存在する成分を製剤化したもので、角膜上皮細胞の接着・伸展を促したり角膜の乾燥を防ぐ作用があり、傷ついた角膜の治癒を助けます。



ヒドロキシカルバミド(ヒドロキシカルバミド)
ヒドロキシカルバミドとはがん細胞のDNA合成に関与するリボヌクレオチドレダクターゼという酵素の働きを妨害することによって、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤です。慢性骨髄性白血病に用いられます。



ヒドロキシカルバミド(ヒドロキシカルバミド)
ヒドロキシカルバミドとはがん細胞のDNA合成に関与するリボヌクレオチドレダクターゼという酵素の働きを妨害することによって、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤です。慢性骨髄性白血病に用いられます。



ヒドロクロロチアジド(ヒドロクロロジアジド)
ヒドロクロロチアジドはループ利尿剤と呼ばれる薬剤で、血液をろ過する腎臓に作用して尿量を増やし、血中の余分なナトリウムを水分とともに排泄させます。これにより血圧が下がり、むくみも改善されます。



ヒドロコルチゾン(ヒドロコルチゾン)
ヒドロコルチゾンは副腎皮質ホルモン剤は副腎という臓器の皮質からごく微量に分泌されるホルモンと同様の働きを持ち、炎症を抑える作用、出血を防ぐ作用、抵抗力を高める作用など多彩な薬効を示します。  本剤は副腎皮質ホルモン剤の基本薬のひとつで、多くの疾患に用いられますが、副腎皮質ホルモン剤は一般に作用が強力で、使用法を誤れば重大な副作用を招くおそれがあるので、使用にあたっては医師の指示を厳守することが大切です。



ヒドロコルチゾン・クロタミトン(ヒドロコルチゾン・クロタミトン)
ヒドロコルチゾン・クロタミトンは抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤とかゆみどめの薬を組み合わせた薬で、湿疹、皮膚炎、皮膚掻痒症などに用いられます。



ヒドロタルサイト(ヒドロタルサイト)
ヒドロタルサイトは胃粘膜を刺激する過剰な胃酸を中和したり、消化力の強いペプシン(消化酵素)の働きを抑える作用があり、胃・十二指腸潰瘍、胃酸過多、胃炎などに用いられます。胃酸中和作用が速やかに現れ、持続性もあります。



ヒベンズ酸チペピジン(ヒベンズサンチペピジン)
ヒベンズ酸チペピジンは脳の咳中枢の興奮を抑えて咳を鎮めるとともに、気管支からの分泌物を増やして痰の粘度を低下させ、吐き出しやすくします。感冒、上気道炎、気管支炎などにともなう咳や痰のからみに用いられます。



ヒメクロモン(ヒメクロモン)
ヒメクロモンは肝臓からの胆汁の分泌を促したり、オッジ括約筋(総胆管と膵管が十二指腸に開口する部位の筋肉)の緊張を和らげます。これにより胆汁の十二指腸への流出が促され、痛みも改善されます。



ビカルタミド(ビカルタミド)
ビカルタミドは前立腺がんの増殖には男性ホルモンが深く関与していますが、本剤は前立腺がん組織内のアンドロゲンという男性ホルモンの受容体に結合し、アンドロゲンの作用を抑えることで抗がん作用を現します。



ビサコジル(ピサコジル)
ビサコジルは結腸や直腸の粘膜に選択的に働いてぜん動運動を活発にしたり、結腸からの水分吸収に抑えて腸内の水分を増やす作用があり、排便機能を高めて、便秘症を改善します。効果は早くて5分、遅くても2時間以内には得られます。



ビスイブチアミン(ビスイブチアミン)
ビタミンB1は神経の働きを維持するうえで重要な役割を持ち、糖質、タンパク質、脂質などの代謝にも関与する物質です。ビスイブチアミンはビタミンB1欠乏症に用いられ、神経機能障害や心筋代謝障害などを改善します。食事からビタミンB1が十分に摂取できない状態にも使用されます。



ビスベンチアミン(ビスベンチアミン)
ビタミンB1は神経の働きを維持するうえで重要な役割を持ち、糖質、タンパク質、脂質、などの代謝にも関与する物質です。ビスベンチアミンは速やかに吸収されてこれらビタミンB1作用のほかに鎮痛作用、腸管運動亢進作用、副腎皮質刺激作用なども示し、ビタミンB1の欠乏または代謝障害による神経機能障害や胃腸運動機能障害などを改善します。食事からビタミンB1が十分に摂取できない状態にも用いられます。



ビタミンA(ビタミンA)
ビタミンAには網膜の暗順応を高める作用や、粘膜の乾燥・変性・角化・損傷などを改善して病気に対する抵抗力を高める作用、表皮の新陳代謝を促して皮膚の角化を改善する作用などがあり、ビタミンAの不足による夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥症、角化性皮膚疾患などを改善します。食事からビタミンAが十分に摂取できない状態にも用いられます。



ビダラビン(ビダラビン)
ビダラビンは単純ヘルペスウイルスなどのDNA合成を妨害し、その増殖を強力に抑えます。発病の初期ほど効果が期待できます。



ビフィズス菌(ビフィズスキン)
腸内には有益な細菌と有害な細菌がバランスを保って棲んでいますが、なんらかの原因で有益な細菌が減少すると、腸内に異常発酵や腐敗が生じます。本剤はビフィズス菌の生菌を乾燥させたもので、腸内で増殖して腸内菌叢を正常にするとともに、ビフィズス菌の産生する酸が、有害細菌の増殖しにくい腸内環境を作ります。



ビペリデン(ビペリデン)
ビペリデンは副交感神経の働きを抑えて、筋肉の収縮や硬直をやわらげる作用があり、パーキンソン症候群による手指のふるえや筋肉のこわばりなどに効果を示します。



ビホナゾール(ビホナゾール)
ビホナゾールは真菌(病原性のかび)の細胞膜の構造や機能に障害をおよぼしてその増殖を抑える作用があり、白癬症の感染による足・体部・股部の白癬や、カンジダ菌の感染による指間びらん症・間擦疹・癜風菌の感染による癜風などに用いられます。皮膚に浸透しやすく、作用には持続性もあります。



ビモベンダン(ピモベンダン)
ビモベンダンは心筋の収縮力を高めて血液の拍出量を増やしたり、血管を広げて心臓の負担を軽減させる作用があり、利尿剤やジギタリス剤などで十分な効果が得られない急性、慢性心不全にそれらの薬剤と併用されます。



ピコスルファートナトリウム(ピコスルファートナトリウム)
ピコスルファートナトリウムは腸管のぜん動運動を活発にしたり腸管からの水分吸収を抑え、自然に近い状態で排便を促します。各種便秘症を始め、手術前後や検査時の排便補助・促進に用いられます。胃や小腸への刺激を避けるため、胃や小腸では作用せず大腸に働くよう工夫された薬で、大きな副作用の心配がありません。



ピタバスタチンカルシウム(ピタバスタチンカルシウム)
ピタバスタチンカルシウムは肝臓でのコレステロール生合成を阻害し、血液のVLDL分泌を減少させることによってインスリン非依存型糖尿病を伴う高コレステロール血症を防ぐ働きを示します。



ピチオスタン(ピチオスタン)
乳ガンが増殖するにあたっては、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが大きく関与していますが、ピチオスタンは子宮、膣、乳腺のエストロゲン受容体に結合し、エストロゲンの作用を抑制する事によりガン細胞の増殖を抑制する効果があるといわれています。



ピバル酸フルメタゾン(ピバルサンフルメタゾン)
ピバル酸フルメタゾンは皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルギーを抑え、腫れ、痛み、かゆみなどをやわらげます。



ピペミド酸三水和物(ピペミドサンサンスイワブツ)
ピペミド酸三水和物は緑膿菌、大腸菌、赤痢菌などのDNA複製を妨害してそれらを死滅させる合成の化学療法剤で。尿路感染症、細菌性赤痢、腸炎、中耳炎、副鼻腔炎などに用いられます。作用は強力で、抗生物質に耐性を示す細菌にも有効です。



ピペミド酸三水和物(ピペミドサンサンスイワブツ)
ピペミド酸三水和物は緑膿菌、大腸菌、赤痢菌などのDNA複製を妨害してそれらを死滅させる合成の化学療法剤で。尿路感染症、細菌性赤痢、腸炎、中耳炎、副鼻腔炎などに用いられます。作用は強力で、抗生物質に耐性を示す細菌にも有効です。



ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル(ピペリジノアセチルアミノアンソクコウサンエチル)
ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチルは胃粘膜の表面を一時的に麻痺させ、刺激に対する胃粘膜の感受性を低下させることで、胃炎にともなう痛み、吐き気、不快感などをやわらげます。



ピマリシン(ピマリシン)
ピマリシンはカンジダ筋や真菌(病原性のか)の細胞質膜に障害をおよぼし、それらの増殖を抑えます。皮膚または膣のカンジダ症や、角膜の真菌症に用いられます。



ピモジド(ピモジド)
ピモジドは脳内刺激伝達物質の働きを抑えて無為、自閉、接触性障害、疎通性障害などを改善するとともに、意欲を増進させて自発性を高めます。統合失調症や、小児の自閉性障害・精神遅滞に用いられます。



ピラジナミド(ピラジナミド)
ピラジナミドは結核菌の発育を妨害する化学療法剤です。単独での抗菌作用は弱いものの、他の結核治療剤(イソニアジドなど)と併用することで効力が強まり、イソニアジドに対する結核菌耐性獲得を遅らせる効果もあります。



ピラセタム(ピラセタム)
ピラセタムは神経伝達物質の働きを妨害してけいれん発作を抑える作用があり、ミオクローヌス(てんかんの小発作のひとつ)に他のてんかん治療剤などと併用されます。



ピレタニド(ピレタニド)
ピレタニドは血液をろ過する腎臓に作用して尿量を増やし、血中の余分なナトリウムを水分とともに排泄させてむくみを改善します。同じ薬効を持つフロセミドやブメタミドに比べ、作用がおだやかです。



ピレノキシン(ピレノキシン)
白内障は水晶体が白く濁り、視力低下をおこす疾患ですが、ピレノキシンには水晶体のタンパク質の変性を防いで、水晶体を透明に保つ作用があり、初期の老人性白内障に用いて症状の進行を抑えます。



ピロキシカム(ピロキシカム)
ピロキシカムは炎症を引きおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑えて、炎症にともなう腫れや痛みをやわらげる作用があり、慢性関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症などの抗炎症・鎮痛に用いられます。 作用には持続性があるため、慢性関節リウマチなど長期にわたって服用する慢性疾患にも適した薬です。



ピロミド酸(ピロミドサン)
ピロミド酸は細菌のDNA複製を妨害して細菌を死滅させる合成の化学療法剤です。大腸菌、赤痢菌、ブドウ球菌などに効力を示し、腸管、尿路、胆道などの感染症に用いられます。



ピンドロール(ピンドロール)
ピンドロールは心臓の興奮を高める交感神経の働きを抑えて心拍数の増加や心筋収縮力の増強を抑制し、心臓の負担を減らします。



白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)
白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)は身体のの熱やかゆみを鎮める働きがあります。初期の糖尿病や暑気あたり、熱性疾患時など口の渇きや熱感の激しい人に用いられます。