フからはじまる薬の成分名
フからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。
・ファモチジン(ファモチジン)
ファモチジンはH2ブロッカーとよばれる薬で、胃粘膜細胞に作用し、胃粘膜を刺激する胃酸の分泌を強力に抑えて胃・十二指腸潰瘍に優れた効果を発揮します。作用には持続性があり、副作用も比較的少ない薬です。H2ブロッカーの登場により、胃・十二指腸潰瘍の治療は画期的に進歩したといわれています。
・ファルネシル酸プレドニゾロン(ファルネシルサンプレドニゾロン)
ファルネシル酸プレドニゾロンは炎症部位から吸収された後、炎症細胞内でプレドニゾロン(副腎皮質ホルモン剤)に変わり、強力な抗炎症作用を現します。慢性関節リウマチによる指、手、ひじ関節の腫れや痛みに用いられます。
・ファレカルシトリオール(ファレカルシトリオール)
ファレカルシトリオールは活性型ビタミンD3の働きで小腸や副甲状腺、骨などに作用して、カルシウムの吸収を高め、低下した血中カルシウムを上昇させて骨粗鬆症などの症状に効果を発揮します。
・ファロペネムナトリウム(ファロペネムナトリウム)
ファロペネムナトリウムは細菌の細胞壁合成を妨害し、細菌を死滅させます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌をはじめ広範囲の病原細菌に強い抗菌力を示し呼吸器、泌尿生殖器、皮膚、眼、耳、鼻などの感染症に用いられます。
・フィトナジオン(フィトナジオン)
フィトナジオンは肝臓でプロトロンビンと呼ばれる血液凝固因子の合成を促し、止血機能を高めます。抗生物質などの使用中や肝機能障害に伴うビタミンKの吸収障害、ビタミンKの欠乏による出血などに用いられます。
・フェニトイン(フェニトイン)
フェニトインは代表的な抗てんかん剤のひとつで、神経の異常興奮の伝達を抑え、てんかんのけいれん発作、自律神経発作、精神運動発作を改善します。配合剤はフェノバルビタール(催眠・鎮静・抗てんかん剤)などを加え、効果を高めた薬です。
・フェネチシリンカリウム(フェネチシリンカリウム)
フェネチシリンカリウムは細菌の細胞壁合成を妨害して細菌を死滅させる合成のペニシリン剤です。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、淋菌、ペンシルペニシリン感性ブドウ球菌、梅毒トレポネマなどに効力を示し、呼吸器、皮膚、眼、耳、鼻などの感染症に用いられますが、細菌は本剤に耐性を示す細菌も増え、以前ほど効果が得られない場合もあります。
・フェノバルビタール(フェノバルビタール)
フェノバルビタールは中枢神経系の働きを抑えて催眠・鎮静作用を示し、不眠症や不安緊張状態を改善します。またけいれんを抑える作用もあり、てんかんのけいれん発作や小児の熟性けいれんなどにも用いられています。
・フェノフィブラート(フェフィノブラート)
フェノフィブラートは肝臓でのコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)の合成を抑えたり、それらの代謝・排泄を促して、血中のコレステロールやトリグリセリドを減らしています。コレステロール値とトリグリセリド値がともに高い状態や、トリグリセリド値だけが高い状態に用いられます。作用には持続性があります。
・フェルビナク(フェルビナク)
フェルビナクは炎症を引きおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑え、炎症にともなう腫れや痛みをやわらげます。皮膚に浸透しやすく、急性・慢性の炎症や痛みに優れた効果を発揮します。
・フェンタニル(フェンタニル)
(クエン酸)フェンタニルは、麻薬性の強力な鎮静剤です。モルヒネの150倍の鎮痛作用で、モルヒネと同様に中枢神経に働き、少量で強い効果を示します。すでに注射剤として広く使用されていますが、本剤は皮膚から吸収される経皮吸収型として開発された製剤で、3日ごとに貼りかえる事によって注射剤とほぼ同じ効能が得られるように作られています。皮膚から徐々に吸収されることを目的としていますので、口から服用できない人に便利な薬剤ですし、副作用も少ないといわれています。
・フェンブフェン(フェンブフェン)
フェンブフェンは炎症を引きおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑え、炎症にともなう腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。体内で代謝されてから薬効を現すため、効果が得られるまでにはやや時間がかかりますが、持続性があります。
・フェンプロバメート(フェンプロバメート)
フェンプロバメートは筋肉の運動をコントロールする中枢神経系に作用して神経の異常な興奮を抑え、骨格筋の緊張をやわらげます。また抗炎症。鎮痛作用もあり、腰背痛症、頸肩腕症候群、五十肩などにともなう痛みを改善します。
・フシジン酸ナトリウム(フシジンサンナトリウム)
フシジン酸ナトリウムは細菌の生育に必要なタンパク質の合成を妨害して細菌の増殖を抑える作用があり、皮膚の感染症に用いられます。特に黄色ブドウ球菌に強い抗菌力を示し、他の抗生物質に耐性を示す黄色ブドウ球菌にも効果を現します。
・フドステイン(フドステイン)
フドステインはL-カルボシステインによく似た薬で、気道から分泌される粘液成分を調整したり、気管支粘膜の修復を促して痰を吐き出しやすくします。また、気管支の痰炎を抑える作用もあります。
・フマル酸エメダスチン(フマルサンエメダスチン)
フマル酸エメダスチンはアレルギー反応を引きおこすヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑える作用があり、アレルギー性鼻炎、じんま疹、湿疹、皮膚炎などに用いられます。
・フマル酸クエチアピン(フマルサンクエチアピン)
フマル酸クエチアピンは中枢神経系に作用してセロトニンやドパミンなどの脳内神経伝達物質の働きを抑え、統合失調症にともなう陽性症状(妄想、幻覚など)や陰性症状(情動的引きこもり、運動減退など)を改善します。
・フマル酸クレマスチン(フマルサンクレマスチン)
フマル酸クレマスチンはアレルギー反応を引きおこすヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑える作用があり、アレルギー性皮膚疾患、アレルギー性鼻炎、上気道炎にともなうくしゃみ・鼻水・咳などに用いられています。比較的副作用の少ない薬です。
・フマル酸ケトチフェン(フマルサンケトチフェン)
フマル酸ケトチフェンはアレルギー反応を引きおこすヒスタミンやその他の原因物質の働きを抑えるとともに、気道や鼻粘膜の過敏性を弱めるなどの作用があり、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹、皮膚炎、アレルギー性結膜炎などに用いられます。ただし気管支喘息では、すでにおこっている発作を速やかに軽減する薬ではありません。
・フマル酸テノホビルジソプロキシル(フマルサンテノホビルジソプロキシル)
フマル酸テノホビルジソプロキシルは体内に取り込まれた後、HIVウイルスの働きを抑える作用がある新しい薬です。他の抗HIV剤と併用されます。
・フマル酸ビソプロロール(フマルサンビソプロロール)
フマル酸ビソプロロールは心臓の興奮を高める交感神経の働きを抑え、血液の拍出量を減らして血圧を下げます。またこの作用により心筋の異常な収縮が抑えられ、心臓の負担も減るため、不整脈や狭心症も改善されます。作用には持続性があります。
・フマル酸ホルモテロール(フマルサンホルモテロール)
フマル酸ホルモテロールは気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高めて気管支を広げ、空気の通りをよくします。またアレルギー反応を引きおこすヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑える作用もあり、気管支喘息、気管支炎、肺気腫などにおける気道閉塞性障害を改善します。
・フマル酸ホルモテロール(フマルサンホルモテロール)
フマル酸ホルモテロールは気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高めて気管支を広げ、空気の通りをよくします。またアレルギー反応を引きおこすヒスタミンなどの化学伝達物質の働きを抑える作用もあり、気管支喘息、気管支炎、肺気腫などにおける気道閉塞性障害を改善します。
・フラビンアデニンジヌクレオチド(フラビンアデニンジヌクレオチド)
ビタミンB2は糖質、脂質、タンパク質などの代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を保つためにも重要な物質です。フラビンアデニンジヌクレオチドはビタミンB2の欠乏または代謝障害による口角炎・口内炎・舌炎・脂ろう性湿疹などや、食事からビタミンB2が十分に摂取できない状態に用いられます。
・フランカルボン酸モメタゾン(フランカルボンサンモメタゾン)
フランカルボン酸モメタゾンは強力な作用を持つ皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルギーを抑え、腫れ、痛み、かゆみなどをやわらげます。
・フルオキシメステロン(フルオキシメステロン)
フルオキシメステロンのは男性としての体格や精神形成に関与するメチルテストステロンという男性ホルモンと同様の働きを示し、男性ホルモンの分泌が不足しておこる男子性腺機能不全を改善します。
・フルオロウラシル(フルオロウラシル)
フルオロウラシルは代表的な代謝拮抗剤で、細胞の核酸合成に必要な物質とよく似た構造を持ち、間違ってこれに取り込んだがん細胞は、核酸の代謝ができずに増殖が妨害されます。消化器がんに多く用いられるほか、皮膚がんにも使用されます。
・フルコナゾール(フルコナゾール)
フルコナゾールは真菌(病原性のかび)の細胞膜成分の生合成を抑えてその発育を妨げる作用があり、血液、呼吸器、消化管、尿路など内臓の真菌症に用いられます。他の抗真菌剤に比べて作用が強力なため再発が少なく、副作用も比較的抑えられています。また作用には持続性もあります。
・フルスルチアミン(フルスルチアミン)
ビタミンB1は神経の働きを維持するうえで重要な役割をもち、糖質、タンパク質、脂質などの代謝にも関与する物質です。フルスルチアミンは体内に吸収されてからビタミンB1に変わり、ビタミンB1の欠乏または代謝障害による神経機能障害や真菌代謝障害などを改善します。食事からビタミンB1が十分に摂取できない状態にも用いられます。
・フルタゾラム(フルタゾラム)
フルタゾラムは情動と密接な関係にある大脳辺縁系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響をおよぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。ジアゼパム(この系統の標準薬)に比べ作用は弱めですが、副作用が少ないため、高齢者にも使いやすい薬です。
・フルタミド(フルタミド)
フルタミドは前立腺がんの増殖には男性ホルモンが深く関与していますが、本剤は前立腺がん組織内のアンドロゲンという男性ホルモンの受容体に結合し、アンドロゲンの作用を抑えることで抗がん作用を現します。
・フルトプラゼパム(フルトプラゼパム)
フルトプラゼパムは情動と密接な関係にある大脳辺縁系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響をおよぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。作用には持続性があります。
・フルトプラゼパム(フルトプラゼパム)
フルトプラゼパムは情動と密接な関係にある大脳辺縁系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響をおよぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。作用には持続性があります。
・フルドロキシコルチド(フルドロキシコルチド)
フルドロキシコルチドは絆創膏に成分をしみこませた皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルギーを抑え、腫れ、痛み、かゆみなどをやわらげます。
・フルニソリド(フルニソリド)
フルニソリドは鼻の炎症やアレルギーを抑える作用があり、アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎に用いられます。鼻粘膜から成分を吸収させる噴霧剤なので、効果が早く得られ、持続性もあります。
・フルバスタチンナトリウム(フルバスタチンナトリウム)
フルバスタチンナトリウムは強力なコレステロール生合成阻害剤のひとつで、主に肝臓に作用し、コレステロールの合成に関与する酵素の働きを抑えます。これにより血中から肝臓へのコレステロールの取り込みが増強され、血中のコレステロールが減少します。作用には持続性があります。
・フルフェナム酸アルミニウム(フルフェナムサンアルミニウム)
フルフェナム酸アルミニウムは腸管内でフルフェナム酸となって吸収され、炎症をひきおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑えることにより抗炎症・鎮痛・解熱作用を示します。フルフェナム酸(抗炎症・鎮痛・解熱剤)より胃腸への刺激が抑えられています。
・フルフェナム酸アルミニウム(フルフェナムサンアルミニウム)
フルフェナム酸アルミニウムは腸管内でフルフェナム酸となって吸収され、炎症をひきおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑えることにより抗炎症・鎮痛・解熱作用を示します。フルフェナム酸(抗炎症・鎮痛・解熱剤)より胃腸への刺激が抑えられています。
・フルルビプロフェン(フルルビプロフェン)
フルルビプロフェンは炎症を引きおこすプロスタグランジンという物質の生合成を抑え、炎症にともなう腫れや痛みをやわらげます。皮膚からよく吸収され、刺激も少ないため、主に貼付剤として使用されます。
・フレロキサシン(フレロキサシン)
フレロキサシンは細菌のDNA複製を妨害してその増殖を抑える合成の化学療法剤です。ブドウ球菌、レンサ球菌、腸球菌、淋菌、大腸菌など広範囲の病原細菌に効力を発揮し、呼吸器、泌尿生殖器、皮膚、目、耳、鼻などの感染症に広く用いられます。作用には持続性があります。
・フロセミド(フロセミド)
フロセミドは代表的な降圧利尿剤のひとつで血液をろ過する腎臓に作用して尿量を増やし、血中の余分なナトリウムを水分とともに排泄させます。これにより血圧が下がり、むくみも改善されます。強力な利尿作用を示すため、尿路結石の排出にも効果があります。
・フロプロピオン(フロプロピオン)
フロプロピオンは消化管、膵管、胆道、尿路などの平滑筋の異常な収縮によるけいれん性の痛みを抑えます。またオッジ括約筋(総胆管と膵管が十二指腸への排出を促し、膵管や胆道の内圧を低下させます。副作用が少なく、肝臓や腎臓に障害のある人も使用できます。
・ブクラデシンナトリウム(ブクラデシンナトリウム)
ブクラデシンナトリウムは潰瘍部位の血流を改善したり、表皮の形成を促すなどの作用があり、床ずれ、熱傷潰瘍、下腿潰瘍などに用いて、その治癒を助けます。
・ブコローム(ブコローム)
ブコロームは炎症を抑えて腫れや痛みを和らげ熱を下げる作用があり、慢性関節リウマチ、変形性関節症、膀胱炎、手術後、外傷後などの抗炎症・鎮痛・解熱に用いられます。また尿酸の排泄を促す作用もあり、痛風の抗尿酸血症にも効果を示します。
・ブスルファン(ブスルファン)
ブスルファンはがん細胞の核酸やたんぱく質に作用して細胞分裂を抑え、末梢血および骨髄での造血機能を抑制して抗がん効果を現します。慢性骨髄性白血病や真性多血症にしようされます。
・ブデソニド(ブデソニド)
ブデソニドは強力な作用を持つ皮膚疾患用および気管支喘息用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルギーを抑え、腫れ、痛み、かゆみ喘息発作などをやわらげます。局所の炎症を抑える働きは強いのですが、全身作用は弱いため、比較的副作用が少ないといわれています。気管支喘息治療剤はネブライザー式の吸入剤です。
・ブロチゾラム(ブロチゾラム)
ブロチゾラムは情動と密接な関係にある視床下部や大脳辺縁系に働いて催眠作用、抗不安作用、抗けいれん作用などを示し、眠りに導きます。速効性があり、翌朝への影響も比較的少ないといわれています。
・ブロムフェナクナトリウム水和物(ブロムフェナクナトリウムスイワブツ)
ブロムフェナクナトリウム水和物は点眼用の抗炎症剤で、炎症を引き起こすプロスタグランジンという物質の生成を抑え、目の炎症性疾患を改善します。
・ブロムワレリル尿素(ブロムワレリルニョウソ)
ブロムワレリル尿素は古くから使用されている催眠鎮静剤で、中枢神経に働いて催眠鎮静作用や抗けいれん作用を示します。作用はおだやかで、副作用も少ない薬です。
・ブロメライン(ブロメライン)
ブロメラインはパイナップルの果汁や葉茎の汁の抽出物から作られた酵素剤で、体内での作用はまだ詳しく解明されていませんが、炎症部位の浸出物や壊死組織などを融解・除去し、腫れや痛みを和らげて治癒を促したり、痰の粘度を低下させて吐き出しやすくします。配合剤は末梢の決行を改善するビタミンE剤(酢酸トコフェロール)や壊死組織を溶解する酵素剤(結晶トリプシン)を含有する薬です。
・プラウノトール(プラウノトール)
プラウノトールは胃粘膜を保護するプロスタグランジンという物質の生成を促す作用、胃粘膜の血流を増やす作用、胃粘膜の粘液の生成を促す作用などを持つ防御因子増強型の潰瘍治療剤です。これらの働きにより胃粘膜の抵抗力を高め、傷ついた胃粘膜の修復を助けて、胃炎や胃潰瘍を改善します。
・プラゼパム(プラゼパム)
プラゼパムは情動と密接な関係にある大脳辺緑系や視床下部に作用し、意識や精神活動に影響をおよぼさない用量で不安や緊張などを取り除きます。ジアゼパム(この系統の標準薬)によく似た性質を持ちますが、作用には持続性があり、夕食後1回の服用で催眠効果と翌日の抗不安効果が得られます。
・プラノプロフェン(プラノプロフェン)
プラノプロフェンは炎症を引きおこすプロスタグランジンという物質の生合成をやわらげて、熱を下げる作用があり、慢性関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、急性上気道炎などの抗炎症・鎮痛・解熱に用いられます。
眼科用剤はステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)が使用できない、眼圧上昇の認められないヘルペスなどに使用されます。
・プラバスタチンナトリウム(プラバスタチンナトリウム)
プラバスタチンナトリウムは肝臓や小腸に選択的に作用し、コレステロールの合成に関与する酵素の働きを速やかに抑えます。これにより血中から肝臓へのコレステロールの取り込みが増強され、血中のコレステロールや中性脂肪が減少します。強力なコレステロール生合成阻害剤のひとつで、各国で使用されています。
・プランルカスト水和物(プランルカストスイワブツ)
プランルカスト水和物はアレルギー反応を引きおこすロイコトリエンという化学伝達物質の働きを抑えて気道や鼻粘膜の過敏な反応を鎮め、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を改善します。ただし気管支喘息では、すでにおこっている発作を緩和するものではありません。
・プレドニゾロン(プレドニゾロン)
副腎皮質ホルモン剤は副腎という臓器の皮質からごく微量に分泌されるホルモンと同様の働きを持ち、炎症を抑える作用、出血を防ぐ作用、抵抗力を高める作用、免疫を抑える作用、アレルギーやリウマチを改善する作用など多彩な薬効をもちます。プレドニゾロンは最も基本的な副腎皮質ホルモン剤で、多くの疾患に用いられますが、副腎皮質ホルモン剤は一般に作用が強力で、使用法を誤れば重大な副作用を招くおそれがあるので、使用にあたっては医師の指示を厳守することが大切です。
・プロキシフィリン(プロキシフィリン)
プロキシフィリンは心筋の収縮力を高めて心臓の働きを回復させたり、尿量を増やして体内の余分な水分やナトリウムを排泄させる作用があり、うっ血性心不全に効果を示します。また気管支筋の痙攣を抑える作用もあるため、気管支喘息や喘息性気管支炎にも用いられます。作用はおだやかで副作用も少ない薬です。
・プロキシフィリン(プロキシフィリン)
プロキシフィリンは心筋の収縮力を高めて心臓の働きを回復させたり、尿量を増やして体内の余分な水分やナトリウムを排泄させる作用があり、うっ血性心不全に効果を示します。また気管支筋の痙攣を抑える作用もあるため、気管支喘息や喘息性気管支炎にも用いられます。作用はおだやかで副作用も少ない薬です。
・プロクトセディル(プロクトセディル)
プロクトセディルは抗炎症作用を示す副腎皮質ホルモン剤や、抗生物質、局所麻酔剤を配合した薬で、痔核・裂肛の出血・痛み・腫れ・かゆみを改善します。肛門周囲の湿疹・皮膚炎にも用いられます。
・プロスシラリジン(プロスシラリジン)
プロスシラリジン海葱(カイソウ)から抽出した成分で信金に直接作用してその収縮力を高め、心臓の働きを回復させます。また尿量を増やし、体内の余分な水分やナトリウムを排泄させる作用もあります。
・プロナーゼ(プロナーゼ)
プロナーゼは放線菌という細菌が産生するたんぱく質分解酵素で炎症部位にたまった膿を溶かして腫れや痛みをやわらげたり、短や鼻水の粘度を低下させて排出しやすくしますが、体内での作用はまだ詳しく解明されていません。散剤は胃の粘液を溶解除去する薬で、胃の内視鏡検査時に用いられます。配合剤は気管支拡張作用を持つ成分(塩酸イソプレナリン)を含有する薬です。
・プロパゲルマニウム(プロパゲルマニウム)
プロパゲルマニウムは免疫の働きを高め、B型肝炎ウイルス感染細胞を破壊したり、B型肝炎ウイルスの増殖を抑えます。またウイルス関連の抗原の排除を促す作用もあり、HBe抗原陽性B型慢性肝炎に用いられます。
・プロピオン酸アルクロメタゾン(プロピオンサンアルクロメタゾン)
プロピオン酸アルクロメタゾンは皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルぎーを抑え、腫れ、痛み、かゆみなどをやわらげます。比較的副作用の少ない薬です。
・プロピオン酸クロベタゾール(プロピオンサンクロベタゾール)
プロピオン酸クロベタゾールは最も強力な皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の炎症やアレルギーを抑え、腫れ、かゆみ、痛みなどを和らげます。
・プロピオン酸ジョサマイシン(プロピオンサンジョサマイシン)
プロピオン酸ジョサマイシンは細菌の成育に必要なたんぱく質の合成を妨害し、細菌の増殖を抑えます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌などに効力を示し、呼吸器、皮膚、目、耳、鼻などの感染症に用いられます。
・プロピオン酸ジョサマイシン(プロピオンサンジョサマイシン)
プロピオン酸ジョサマイシンは細菌の成育に必要なたんぱく質の合成を妨害し、細菌の増殖を抑えます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌などに効力を示し、呼吸器、皮膚、目、耳、鼻などの感染症に用いられます。
・プロピオン酸デキサメタゾン(プロピオンサンデキサメタゾン)
プロピオン酸デキサメタゾンは強力な作用を持つ皮膚疾患用の副腎皮質ホルモン剤で、皮膚の円sっ矢アレルギーを抑え、腫れ、痛み、かゆみなどをやわらげます。
・プロピオン酸フルチカゾン(プロピオンサンフルチカゾン)
プロピオン酸フルチカゾンは炎症やアレルギーを抑える作用があり、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎に用いられます。ただし気管支喘息では、すでにおこっている発作を速やかに軽減する薬ではありません。
・プロピオン酸ベクロメタゾン(プロピオンサンベクロメタゾン)
プロピオン酸ベクロメタゾンは皮膚、口腔、鼻腔用の副腎皮質ホルモン剤で、炎症やアレルギーを抑える作用があり、皮膚疾患、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、難治性の口内炎などに用いられます。ただし気管支喘息ではすでにおこっている発作を速やかに軽減する薬ではありません。
・プロブコール(プロブコール)
プロブコールはコレステロールの胆汁中への排泄を促すとともに、組織から肝臓へのコレステロールの転送を促進させるなどして、高脂血症を改善します。作用は強力で、長期間使用しても安定した効果が得られるため、家族性高コレステロール血症にも使用されます。
・プロベネシド(プロベネシド)
プロベネシドは痛風の原因となる尿酸の尿細管再吸収を抑制することで尿中への排泄を促進し、結果として血中の尿酸を減らします。
またペニシリン(抗生物質)やパラアミノサルチル酸(結核治療剤)の尿中への排泄を抑えて薬の血中濃度を持続・延長させる作用もあり、薬効を持続させる目的でこれらの薬と併用されることもあります。
・プロペリシアジン(プロペリシアジン)
プロペリシアジンは脳の中枢に作用してドパミンなどの神経伝達物質の働きを抑え、統合失調症にともなう症状を改善します。塩酸クロルプロマジン(この系統の代表薬)に匹敵する作用を持ちながら副作用は少ない、比較的使用しやすい薬です。
・茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)
茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)は抑うつ感や不安感を解消し、胃の働きを活性化して体内の水分循環を改善します。よって不安神経症、神経性胃炎、胃炎、留飲、つわりなどの改善に用いられます。
・複合ビタミンB剤(フクゴウビタミンBザイ)
複合ビタミンB剤はビタミンB1・B2・B6・B12など各種のビタミンB類を配合した薬で、ビタミンB類の欠乏または代謝障害による神経痛・筋肉痛・関節痛・末梢神経炎・末梢神経麻痺などを改善します。食事からビタミンB類が十分に摂取できない場合にも用いられます。
・附子理中湯(ブシリチュウトウ)
附子理中湯(ブシリチュウトウ)は胃腸の働きを高めるため、慢性の胃腸カタルや胃アトニーの改善に向いています。胃腸虚弱で、尿量が多く、手足が冷え、下痢、吐き気、めまいなどが起こりやすい体力の衰えている顔色の悪い人に処方されます。