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ミコフェノール酸モフェチル

人間の体には他人の臓器など生体にとっての異物を拒否する性質(免疫反応)がありますが、ミコフェノール酸モフェチルには免疫反応をおこさせるTリンパ球細胞やBリンパ球細胞の増殖を選択的に抑えられる作用があり、腎臓移植後の拒絶反応の抑制に用いられます。

ミコフェノール酸モフェチルの分類:[代謝系の薬] [免疫抑制剤]

成分名

ミコフェノール酸モフェチル(ミコフェノールサンモフェチル)

薬の名前

・セルセプト


ジェネリック医薬品(後発医薬品)は(G)と表記します。なお、ジェネリック医薬品のしくみについては「ジェネリック医薬品について(外部)」をご参照ください。

効能

・腎臓移植後の難治性拒絶反応の治療
・腎臓移植後の拒絶反応の抑制

使用上の注意

ミコフェノール酸モフェチルを使用してはいけない人
・本剤で過敏症をおこしたことがある人
・妊婦


上記の他、重い消化器系疾患、重い慢性腎不全のある人、腎臓移植後、臓器機能の再開が遅延している人は使用にあたって注意が必要です。


<その他の注意>
・特殊な目的で使用される薬なので、医師の指示を厳守しましょう。
・他の薬と併用すると悪影響を及ぼすことがあるので、併用する場合は医師または薬剤師に相談しましょう。
・催奇形作用が報告されているので、服薬前・服薬中・服薬中止後6週間は避妊を行いましょう。
・感染症状・挫傷・出血・貧血・消化器症状(下痢など)が現れた場合にはすぐに医師に報告しましょう。

副作用

ミコフェノール酸モフェチルの重大な副作用
・アシドーシス
・イレウス
・感染症
・再生不良性貧血
・消化管出血
・消化性潰瘍
・ショック
・肺水腫
・無顆粒球症
・リンパ腫


上記の他、下痢、貧血、血液障害、食欲不振、発熱、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、胃炎、腸炎、口内炎、便秘、嚥下障害、しびれ、頭痛、出血性膀胱炎、血尿、排尿障害、代謝異常、脱毛、発疹、咽頭炎、副鼻腔炎、関節痛、筋痛、筋力低下、倦怠感、胸痛などがおこることがあります。


副作用について
●全ての副作用を掲載しているわけではありません。本剤を服用して何か違和感を感じたら早めに医師や薬剤師にご相談ください。
●正しく処方された薬を利用する限り重大な副作用が発生するのはごく稀です。まずは、医師が指示するとおりに服用しましょう。
詳しくは「副作用について」をご参照ください

用法・用量

腎臓移植後の難治性拒絶反応の治療:1回1500mgを2回 腎臓移植後の拒絶反応の抑制:1回1000mgを2回食後12時間ごと
お薬(医薬品)の服用に関する注意は「薬の効果を活かす服用法」をご参照ください。

登録カテゴリ
頭文字:ミからはじまる薬の成分名
薬の働き(2):代謝系の薬 , 免疫抑制剤 

薬の効能別に関連した薬を探す

ミコフェノール酸モフェチルの効能と同様または類似する効能を持つ医薬品を症状別に検索する事ができます。下記のリンク先では、様々な薬効成分が紹介されていますが、お薬の使用に関しては医師や薬剤師の指導の下で利用するようにしてください。

・セルセプト


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