止血剤

止血剤のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


イプシロンアミノカプロン酸(イプシロンアミノカプロンサン)
イプシロンアミノカプロン酸には、凝固した血液を溶かす「プラスミン」という酵素の働きを抑制して止血を補助し、出血傾向などの治療に用いられます。また、「プラスミン」はアレルギーや炎症の原因ともなることから、副次的に抗アレルギー、抗炎症作用も期待できるお薬です。



オフタルムK(オフタルムK)
オフタルムKは止血剤(カルバゾクロム)、ビタミンK1剤(フィトナジオン)、ビタミンC剤(アスコルビン酸)の複合剤で、毛細血管の血管壁を強化・補強することにより、血液凝固機能に影響をおよぼすことなく出血を抑えます。毛細血管がもろくなっておこる出血や出血傾向に用いられます。



カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム(カルバゾクロムスルホンサンナトリウム)
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムは毛細血管に作用して血管壁を強化・補強し、血液凝固機能に影響をおよぼすことなく出血時間を短縮して、止血効果を示します。毛細血管がもろくなっておこる出血傾向や異常出血に用いられます。



トラネキサム酸(トラネキサムサン)
トラネキサム酸は血液凝固因子を分解したり血小板の凝集機能を妨害するプラスミンという酵素の働きを抑えることにより、止血を助けます。またプラスミンはアレルギーや炎症の原因にもなるため、この働きを抑えることで抗アレルギー・抗炎症効果も得られます。



メシル酸アドレノクロムモノアミノグアニジン(メシルサンアドレノクロムモノアミノグアニジン)
メシル酸アドレノクロムモノアミノグアニジンは毛細血管の抵抗力を高めたり、放射線による臓器毛細血管系の損傷や白血球・リンパ球の減少を抑える働きがあり、毛細血管がもろくなっておこる出血傾向や、放射線暴射による白血球減少症に用いられます。多くの場合、他の止血剤や血管補強剤と併用されます。