リからはじまる薬の成分名

リからはじまる薬の成分名のカテゴリーに属しているお薬およびその成分を解説しています。


リオチロニンナトリウム(リオチロニンナトリウム)
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンには、各組織の新陳代謝を盛んにするとともに、成長・発育を促すなどの重要な働きがあります。リオチロニンナトリウムは粘液水腫、グレチン症、甲状腺機能低下症などに用いて、不足している甲状腺ホルモンを補います。他の甲状腺ホルモン剤に比べて薬効の発現は早いものの、作用時間が短いため、速効性を期待する場合にのみ使用される薬です。



リシノプリル(リシノプリル)
リシノプリルは強力な血管収縮作用を持つアンジオテンシンという物質を生成させる酵素の働きを妨害して血管を広げ、血圧を下げます。また慢性の心不全に、ジギタリス製剤や利尿剤などと併用されます。作用には持続性があり副作用も比較的少ないため、幅広い年齢層に使用されています。



リスペリドン(リスペリドン)
リスペリドンはドパミンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質の働きを抑えて中枢神経系を調整し、総合失調症にともなう症状を改善します。



リセドロン酸ナトリウム水和物(リセドロンサンナトリウムスイワブツ)
骨はは骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成が常に行われ、新しい骨に置き換わっています。しかし骨吸収が優位になると骨量が現象して骨粗鬆症になります。リセドロン酸ナトリウム水和物は骨からカルシウムが抜け出すのを防ぐことで骨粗鬆症を改善します。



リトナビル(リトナビル)
リトナビルはエイズウイルス(HIV)の増殖過程に障害を及ぼす効果があり、後天性免疫不全症候群(エイズ)や症候性・無症候性HIV感染症に、他の抗HIV剤と併用されます。



リネゾリド(リネゾリド)
リネゾリドは細菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。最近、社会的な問題となっているMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やバンコマイシン耐性腸球菌による感染症に対する切り札として期待されている新しい形の抗生物質です。



リバビリン(リバビリン)
リバビリンはDNA、RNA(リボ核酸)ウイルスの増殖を防ぎます。ただしこのリバビリンのみでは効果はありません。インターフェロンアルファー2bとの併用によりC型肝炎のみでなく、抗ウイルス効果に対し相乗効果がある、とされています。



リファンピシン(リファンピシン)
リファンピシンは結核菌の遺伝子に作用し、その合成を妨害して結核菌を死滅させる働きがあり、肺、骨、関節、泌尿器、リンパ節の結核に、多くの場合、他の結核治療剤と併用されます。作用は強力で 持続性があり、他の結核治療剤に比べて副作用も少なめです。ハンセン病に用いられる薬もあります。



リボフラビン(リボフラビン)
ビタミンB2は糖質、脂質、たんぱく質などの代謝に広く関与し、皮膚や粘膜の機能を保つためにも重要な物質です。このリボフラビンははビタミンB2の欠乏または代謝障害による口角炎・口唇炎・舌炎・湿疹や食事からビタミンB2が摂取できない状態の人に用いられます。



リマプロストアルファデクス(リマプロストアルファデクス)
リマプロストアルファデクスは血小板の粘着・凝縮機能を抑えたり、血管を広げて血流を増加させる作用があり、特に末梢の血行障害を改善して、閉塞性血栓血管炎にともなう潰瘍・痛み・冷感などの虚血性症状を緩和します。これまで注射でしか使用できなかったプロスタグランジンE1という成分を内服用に開発した製剤です。



リラナフタート(リラナフタート)
リラナフタートは真菌(病原性のかび)の細胞膜成分の生合成を妨害してその増殖を抑える殺菌作用ともいえる効果があります。足・体部・股部の白癬に用いられます。



リルゾール(リルゾール)
筋萎縮性側索硬化症は大脳からの信号を伝えて筋肉を動かす運動神経細胞が徐々に変性・消失する難治性の神経変性疾患です。 リルゾールは神経細胞を保護する作用があるとされ、筋萎縮性側索硬化症の治療および病状の進行抑制に用いられます。



リンゴ酸クレボプリド(リンゴサンクレボプリド)
リンゴ酸クレボプリドは胃粘膜の血流を改善したり胃粘膜からの粘膜分泌を促すなどして胃粘膜をより丈夫にし、傷ついた胃粘膜の修復を助けるとともに、潰瘍の発生を抑えます。



リン酸エストラムスチンナトリウム(リンサネストラムスチンナトリウム)
前立腺がんの増殖には男性ホルモンが深く関与していますが、リン酸エストラムスチンナトリウムはエストラジオールという卵胞ホルモン剤と、アルキル化剤(がん細胞の核酸やたんぱく質に作用して細胞分裂を妨害する)を化学的に結合させた化合物で、前立腺のがん組織に集積され、抗アンドロゲン(抗男性ホルモン)作用による細胞増殖抑制h効果と、殺細胞効果を相乗的に発揮します。



リン酸オセルタミビル(リンサンオセルタミビル)
リン酸オセルタミビルは世界初の経口剤の抗インフルエンザウイルス薬です。気道粘膜のインフルエンザウイルスに直接作用し、感染細胞からのウイルスの遊離を妨害することで、ウイルスの増殖をおさえます。A型とB型の両方のウイルスに有効ですが、発症後すみやかに使用する必要があります。具体的には症状発現から2日以内に服用を始めることが原則となっており、服用後は症状の軽減と、治りが1日ないし2日早くなることが期待できます。



リン酸クリンダマイシン(リンサンクリンダマイシン)
リン酸クリンダマイシンは強い抗菌作用があり、ブドウ球菌や肺炎肺菌などに作用します。特に肺に集まる傾向が高いため、呼吸器感染症に有効です。外用剤は皮膚の炎症に効果を発揮します。



リン酸コデイン(リンサンコデイン)
リン酸コデインはもっとも古くから鎮咳剤として使用されています。その効果は脳の咳中枢の興奮を抑え、各種呼吸器疾患による咳を鎮め、その他、鎮痛・鎮静作用や下痢を抑える作用も併せ持っています。配合剤は桜皮エキス(鎮咳・去痰剤)などを含有する薬で、気管支炎や上気道炎、肺結核などの鎮咳・去痰に用いられます。



リン酸ジヒドロコデイン(リンサンジヒドロコデイン)
リン酸ジヒドロコデインはリン酸コデインとともに古くから使用されている鎮咳剤です。脳の咳中枢の興奮を抑え、各種呼吸器疾患による咳を鎮めます。作用に関してはリン酸コデインよりやや強いといわれており、鎮痛・鎮静作用や下痢を抑える作用も併せ持っています。配合剤は塩酸エフェドリン(鎮咳・気管支拡張剤)などを含有する薬で、気管支炎や上気道炎の鎮咳・去痰に用いられます。



リン酸ジメモルファン(リンサンジメモルファン)
リン酸ジメモルファンには脳の咳中枢の興奮を抑える効果があり、上気道炎、肺炎、気管支炎、肺結核などの鎮咳に用いられます。リン酸コデイン(基本的な鎮咳剤)と同様の作用を示しますが、連用しても依存症を生じることがなく、副作用も少ない薬です。小児にはシロップ剤が用いられます。



リン酸デキサメタゾンナトリウム(リンサンデキサメタゾンナトリウム)
リン酸デキサメタゾンナトリウムは炎症やアレルギーを抑える効果があり、目、耳、上気道の炎症性・アレルギー性疾患を改善します。デキサメタゾン(副腎皮質ホルモン剤)を水溶性にした薬で、点眼・点鼻・点耳剤として用いられます。



リン酸ピリドキサール(リンサンピリドキサール)
リン酸ピリドキサールはビタミンB6の欠乏を補う働きがあります。ビタミンB6は主にアミノ酸の代謝に関与する物質で、具体的にはビタミンB6の欠乏によって口角炎・口唇炎・口内炎・湿疹・アトピー皮膚炎・末梢神経炎などが引き起こされます。食事などからビタミンB6が十分な摂取できない状態の人にも用いられます。



リン酸ベタメタゾンナトリウム(リンサンベタメタゾンナトリウム)
リン酸ベタメタゾンナトリウムは炎症やアレルギーを抑える作用があり、眼、耳、上気道の炎症性・アレルギー性疾患を改善します。ベタメタゾン(副腎皮質ホルモン剤)を水溶性にした薬で、重い症状に用いられることが多いようです。ただし、対症療法薬ですので病気の原因そのものを治すような効果はありません。



リン酸ベンプロペリン(リンサンベンプロペリン)
リン酸ベンプロペリンは脳の咳中枢の興奮を抑えたり、気管支筋の収縮をやわらげる作用があり、感冒、気管支炎、肺結核、上気道炎などの鎮咳に用いられます。連用しても依存症がおこらない、副作用も少ないという薬です。



六君子湯(リックンシトウ)
六君子湯(リックンシトウ)は胃腸の働きを正常化し、水分の停滞をなくす働きがあります。そのため、胃炎、胃アトニー、胃下垂、胃拡張、胃神経症、胃潰瘍、慢性胃腸カタル、胃痛、消化不良、食欲不振、嘔吐、つわりなどの改善に用いられる漢方薬です。貧血、手足のひえ、みぞおちのつかえ、軟便などが見られる人に処方される漢方薬です。



硫酸アタザナビル(リュウサンアタザナビル)
硫酸アタザナビルはエイズ治療薬の中でもプロテアーゼ阻害薬というもので、エイズウイルスが成熟する過程でプロテアーゼという酵素を阻害してウイルスができるのを防ぐ新しい薬です。他の抗HIV剤と併用して服用します。



硫酸アトロピン(リュウサンアトロピン)
硫酸アトロピンは副交感神経をの働きをおさえることで、胃腸、胆道、尿路などの平滑筋の異常な収縮によるけいれん性の痛みをやわらげたり、治療・診断のために目の瞳を大きく開く作用があります。また胃液の分泌を抑える作用もあるため、胃・十二指腸潰瘍にも効果があり、心筋に働いて徐脈を改善、パーキンソン症候群にも用いられているという様々な効果のある薬です。



硫酸アバカビル(リュウサンアバカビル)
硫酸アバカビルはエイズウイルス(HIV)のDNA内に取り込まれてその増殖過程を中断する作用があります。HIV感染症に他の抗HIV剤と併用されます。



硫酸イソプロテレノール(リュウサンイソプロテレノール)
硫酸イソプロテレノールは気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高めて気管支を広げる作用があります。気管支喘息、気管支炎にともなう気管支けいれんを緩和します。



硫酸インジナビルエタノール付加物(リュウサンインジナビルエタノールフカブツ)
硫酸インジナビルエタノール付加物はエイズウイルス(HIV)の増殖過程に障害をおよぼす作用があり、後天性免疫不全症候群(エイズ)や症候性・無症候性HIV感染症に他の抗HIV剤と併用されます。



硫酸オルシプレナリン(リュウサンオルシプレナリン)
硫酸オルシプレナリンは古くから気管支拡張剤として使用されている薬で、気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高め、気管支を広げて、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫による気管支けいれんを緩和します。



硫酸カナマイシン(リュウサンカナマイシン)
硫酸カナマイシンは腸管感染症の原因菌である大腸菌・赤痢菌や、ブドウ球菌、緑膿菌などに抗菌作用を示し、細菌性赤痢、腸炎や、皮膚の感染症に用いられます。



硫酸キニジン(リュウサンキニジン)
硫酸キニジンは抗不整脈剤として最も古くから使用されている薬で、心筋に直接作用することでその興奮を抑えたり、心臓の刺激伝導系(拍動のもととなる刺激を発生させ、それを心筋全体に伝える神経組織)や迷走神経(胸腹部臓器の全般的な働きを支配する神経)の働きを抑制して、拍動の乱れを整えます。



硫酸クロピドグレル(リュウサンクロピドグレル)
硫酸クロピドグレルは新しい血栓症治療剤で、血小板の活性化を抑制することで血栓の形成を防いだり、血小板が固まるのを防ぎ、血流障害を改善します。



硫酸ゲンタマイシン(リュウサンゲンタマイシン)
硫酸ゲンタマイシンは細菌の成育に必要なタンパク質の合成を妨害し、細菌を死滅させます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、緑膿菌などに効力を示し、皮膚や目の感染症に用いられます。



硫酸ゲンタマイシン(リュウサンゲンタマイシン)
硫酸ゲンタマイシンは細菌の成育に必要なタンパク質の合成を妨害し、細菌を死滅させます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、緑膿菌などに効力を示し、皮膚や目の感染症に用いられます。



硫酸コリスチン・硫酸フラジオマイシン(リュウサンコリスチン・リュウサンフラジオマイシン)
硫酸コリスチン・硫酸フラジオマイシンは2種類の抗生物質を配合した薬で、硫酸コリスチンはグラム陰性菌の細胞質膜を破壊して抗菌作用を示し、硫酸フラジオマイシンはグラム陽性菌、グラム陰性菌、降参菌などの成育に必要なたんぱく質の合成を妨害して殺菌作用を示します。手術後・外傷の感染症や、皮膚疾患の二次感染症の予防・治療に用いられます。



硫酸サルブタモール(リュウサンサルブタモール)
硫酸サルブタモールは気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高めて気管支を広げる作用があります。気管支喘息、気管支炎、気管支拡張症などにともなう気道閉塞性障害を緩和します。他の気管支拡張剤に比べて、頻脈や動悸などの心臓や血管への副作用が比較的少ない薬です。



硫酸シソマイシン(リュウサンシソマイシン)
硫酸シソマイシンは細菌の成育に必要なたんぱく質の合成を妨害し、細菌を死滅させます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、緑膿菌などに効き目があり、眼瞼炎、ものもらい、結膜炎、角膜炎などを改善します。



硫酸ジベカシン(リュウサンジベカシン)
硫酸ジベカシンは細菌の成育に必要なたんぱく質の合成を妨害し、細菌を死滅させます。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌、緑膿菌などに効き目があり、眼瞼炎、ものもらい、結膜炎、角膜炎などを改善します。



硫酸テルブタリン(リュウサンテルブタリン)
硫酸テルブタリンは気管支筋を弛緩させる交感神経の働きを高めて気管支を広げる作用があります。気管支喘息、気管支炎、気管支拡張症などにともなう気道閉塞性障害を緩和します。比較的持続性のある薬です。



硫酸フラジオマイシン(リュウサンフラジオマイシン)
硫酸フラジオマイシンは細菌の成育に必要なたんぱく質の合成を妨害して、細菌を死滅させます。グラム陽性菌、グラム陰性菌、抗酸菌などに効力を示し、細菌性赤痢、腸炎や、目、耳、鼻、皮膚などの感染症に用いられます。



硫酸フラジオマイシン・トリプシン(リュウサンフラジオマイシン・トリプシン)
硫酸フラジオマイシン・トリプシンは抗菌作用を示す抗生物質と壊死組織を溶解して炎症部位の血流を回復させる酵素剤の配合剤です。外傷ややけどによるただれ・潰瘍や、子宮膣部びらんに用いられることが多いようです。



硫酸フラジオマイシン・フルオシノロンアセトニド(リュウサンフラジオマイシン・フルオシノロンアセトニド)
硫酸フラジオマイシン・フルオシノロンアセトニドは強力な抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用を示す抗生物質の配合剤で、ただれをともなったり二次感染を併発している皮膚疾患に用いられます。



硫酸フラジオマイシン・プレドニゾロン(リュウサンフラジオマイシン・プレドニゾロン)
硫酸フラジオマイシン・プレドニゾロンは強力な抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用を示す抗生物質の配合剤で、ただれをともなったり二次感染を併発している皮膚疾患に用いられます。



硫酸フラジオマイシン・メチルプレドニゾロン(リュウサンフラジオマイシン・メチルプレドニゾロン)
硫酸フラジオマイシン・メチルプレドニゾロンは強力な抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用を示す抗生物質の配合剤で、炎症の激しい目の細菌感染症や、目の疾患の感染予防、細菌感染をともなう外耳の湿疹・皮膚炎などに用いられます。



硫酸フラジオマイシン・リン酸ベタメタゾンナトリウム(リュウサンフラジオマイシン・リンサンベタメタゾンナトリウム)
硫酸フラジオマイシン・リン酸ベタメタゾンナトリウムは強力な抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用を示す抗生物質の配合剤で、炎症の激しい目の細菌感染症や、細菌感染をともなう外耳・中耳・上気道の炎症性・アレルギー性疾患などに用いられます。



硫酸フラジオマイシン・吉草酸ベタメタゾン(リュウサンフラジオマイシン・キッソウサンベタメタゾン)
硫酸フラジオマイシン・吉草酸ベタメタゾンは強力な抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用を示す抗生物質の配合剤で、ただれをともなったり二次感染を併発している湿疹、皮膚炎、乾癬、掻疹などに用いられます。



硫酸ブレオマイシン(リュウサンブレオマイシン)
硫酸ブレオマイシンは腫瘍細胞に作用する抗生物質でがん細胞のDNA合成を妨害したり、DNA鎖を切断することにより、その増殖を抑えます。幹部の局所またはその周辺に塗布すると、病巣から選択的に吸収されて薬効を現します。



硫酸ペンブトロール(リュウサンペンブトロール)
硫酸ペンブトロールは心臓の興奮を高める交感神経の働きを抑えて血液の拍出量を減らして、血圧を下げる効果があります。軽症から中等症までの本態性高血圧症に用いられます。



硫酸ポリミキシンB(リュウサンポリミキシンB)
硫酸ポリミキシンBが細菌の細胞質膜に障害をおよぼし、細菌を死滅させる作用があります。緑膿菌、大腸菌、肺炎桿菌などに強い抗菌力を発揮しますが、副作用が発現しやすく、創傷・やけど・手術後の二次感染など、主に局所の散布に用いられます。内服薬は腸管内でも安定した抗菌作用を示すため、白血病治療時に腸管内殺菌に使用されます。



硫酸ミクロノマイシン(リュウサンミクロノマイシン)
硫酸ミクロノマイシンは細菌の成育に必要とされるたんぱく質の合成を妨害するとともに、細胞質膜を破壊し、細菌を死滅させる作用があります。ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌などに強い抗筋力を示し、目の細菌感染症を改善します。



硫酸亜鉛(リュウサンアエン)
硫酸亜鉛は結膜粘膜のたんぱく質と結合して被膜を形成し、傷ついた組織細胞を保護して、その回復を助けます。また粘膜の血管壁を収縮させて炎症を抑える作用もあり、結膜炎、眼瞼炎、角膜潰瘍などに用いられます。



硫酸鉄(リュウサンテツ)
硫酸鉄は赤血球に含まれるヘモグロビンの素材である鉄分を補い、造血力を高め、鉄欠乏性貧血を改善します。副作用を抑えるため、徐発性(徐々に解けて薬効を現す)などの様々な工夫が施されています。



立効散(リッコウサン)
立効散(リッコウサン)は痛みや腫れを和らげる働きがあります。そのため主に、抜歯後の痛みや歯痛に対して用いられます。



竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)
竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)は尿路や生殖器の炎症を和らげ、尿の出をよくする働きがあります。そのため、排尿痛、残尿感、尿のにごり、尿道炎、膀胱カタル、膣炎、陰部湿疹、陰部痒痛、陰部掻痒症、子宮内膜炎、帯下、睾丸炎、バルトリン腺炎などの改善に用いられます。



苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)
苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)は身体をあたため、足腰の痛みを和らげる働きがあり、腰痛、腰の冷え、夜尿症、遺尿、坐骨神経痛、帯下を改善するために用いられます。倦怠感や腰の冷え、痛みをともなう排尿回数や尿量の多い人に処方される漢方薬です。



苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)は体内の水分循環を正常化する働きがあり、神経質、神経衰弱、ノイローゼ、めまい、メニエル症候群、動悸、息切れ、充血、耳鳴り、不眠症、血圧の異常、心臓衰弱、心臓弁膜症、腎臓病などの改善に用いられます。立ちくらみ、のぼせ、顔のほてりなどが見られる人に処方される漢方薬です。



苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)
苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)は咳をおさえ、痰を切りやすくする働きがあります。そのため、気管支炎、気管支喘息、心臓衰弱、腎臓病を改善します。喘鳴をともなう痰の多い咳や冷え性、貧血、動悸などが見られる人に処方される漢方薬です。