薬の服用方法

医薬品には、それぞれのお薬ごとに様々な性質や効能がありますが、ここではまず最初にお薬を服用するにあたって、どのお薬にも当てはまる基本的な薬の服用方法を解説していきます。

服用量・服用方法を守る

医師は患者にとって最適な医薬品を診断するだけではなく、その服用量や回数なども決めています。薬の効果を上げる為に薬の量を増やしたり飲む頻度を、患者自身が自分の判断で変更するのは厳禁です。
薬はその種類にもよりますが、服用量が過剰だったり、服用回数が多かったりすると、過敏症を引き起こしたり、薬の効能がでなくなったり、薬どころか毒性を持つものもあります。場合によっては生命に関する問題となることもありますので、医薬品の服用量については医師が指示するとおりの服用量を厳守する心構えを持ちましょう。

 

それぞれの医薬品にはその効果を最大限に引き出せるように形も工夫されています。例えば、腸で効果を発揮する為に消化されにくくしたり、逆に胃ですぐに溶けるように工夫されていたりとしています。錠剤を粉状に破壊したり、カプセルの薬を取り出して服用したりすると効果が全くでなかったり、逆に体に悪影響を及ぼす事があります。また、医薬品を胃にしっかりと送り吸収させやすくする為に、コップ1杯程度の水(またはぬるま湯)と一緒に服用しましょう。以前はお茶と一緒に飲んではいけないといわれていましたが、近年のお薬はその点は改善されていますので、近くに水が無い場合はお茶でもかまいません。ただし、トローチなどの口腔粘膜から成分を吸収させるお薬は飲み込むと効果が得られませんので注意してください。

※薬の飲み合わせとして「柑橘系ジュース」「牛乳」は特定の医薬品においてその効果などを下げる事があります。また、アルコールは薬の作用を上下させるだけでなく、本来と異なる作用を示す場合もありますので、アルコールでお薬を服用するのは厳禁です。

 

服用時間・使用期限を守る

薬には、それぞれの成分やその目的により、服用する時間によって効果が異なります。例えば胃に対して負担が大きいお薬は原則として胃に食品が入って守られている状態である「食後」、漢方薬のように吸収が遅いお薬の場合は「食前」や「食間」がすすめられます。薬の服用時間を間違える事により副作用をおこしやすいお薬もありますので、指示された服用時間を守りましょう。

 

病院から処方されるお薬には使用期限といったものの明示はありませんが、これは一般の市販薬と異なり、医師から10日分を渡されるという事は使用期限も10日ということと同じなのです。期限を過ぎた薬は市町村の指示に従って廃棄するようにしましょう。
また、よく聞く話として、飲み忘れた薬を冷蔵庫などに入れて保存しておき、その後似たような症状が現れたときに服用するというのは、絶対にやめましょう。薬は専門家(医師)が診断した症状に合わせて服用すべき薬やその用量も異なります。不適切な利用をすることにより重大な副作用をもたらす事もありますので、薬の二次利用は厳禁です。

 


キャッシュ使用
お薬の名前のほか、成分、効能でお薬を検索する事ができます。なお、キャッシュにチェックしておくと高速に検索できます。

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